東京、新宿での写真展、中止いたします

東京都及び10府県への2/7までの緊急事態宣言の発令を受け、感染拡大防止のため

1/24〜2/7に東京 新宿 スペース・ゼロにて開催予定でした写真展【3.11からの手紙/音の声】を中止いたします。
ご来場予定でいてくださったみなさま申し訳ありません。
写真展の会場は広く、感染対策も徹底しており、入場規制をおこなえば密にもならず安心してご覧いただけます。

が、この写真展は毎年、全国から数千人の方が来てくださること、現在多くの人が移動の不安を抱える中、果たして移動してもらっていいものなのか、両手を広げて「ぜひお越しください!」と言えない状況で開催すべきか、張り裂けそうなほど考え悩み抜きました。

都内在住者限定や、予約制にしてなども考えましたが、東北のこれまでを伝えたいと、どなたでもどこからでもいつでもふらりとお立ち寄りいただけるように入場無料でおこなってきたこの写真展本来の主旨とどんどんかけ離れていってしまうので、今回はこの決断をいたしました。

 

いのちを謳っている写真展に、命のリスクのある中で来てもらう意味。

天秤にもかけられず、どんなに考えても答えは出ず、この状況で強行することは断念いたしました。
毎年同会場で続けてきた写真展ですが、
東北の10年も、11年も、その先も、大事なことに変わりありません。
可能な形で、可能なタイミングで、これからもお届けさせてください。
どうかくれぐれもお身体にお気をつけて、あたたかくしてお過ごしください!
下記ご一読いただけたら嬉しいです。